概要
研究所概要
神戸大学経済経営研究所は大正8年(1919年)の神戸高等商業学校商業研究所の創設を起源とし、我が国の社会科学系の国立大学附置研究所として最も古い100年余りの歴史があります。神戸大学の建学の精神である学理と実際の調和、および国際性を重んじ、世界レベルの最先端研究を推進しています。
現在、当研究所では、(1)多様性の下におけるグローバル経済の発展、(2)グローバル金融とマクロ経済動学、(3)日本企業のイノベーションと国際競争力、(4)会計制度の理論と実証、などの重点課題に取り組んでおり、近年各担当部門で主要な学会賞を受賞するなど、顕著な業績を挙げてきました。
経済学・経営学の両分野を掲げていることを特色とする当研究所は、各分野の学術研究のフロンティアを前進させるとともに、両分野が融合する新たな研究領域を開拓しています。さらに大学院教育への参加や産官連携活動を通じた社会貢献にも積極的に取り組んでいます。
また、附属企業資料総合センターは、財務諸表、年次報告書、社史などの企業情報の収集に努めるとともに、兼松商店(現・兼松株式会社)、鐘紡などの歴史的な企業原資料を所蔵し、研究目的の利用に供しています。
経済・経営のグローバル化がますます進む現代において、当研究所が取り組んでいる研究課題はますます重要性を増しています。これからも、国内外の多方面との連携を深めながら、学術研究成果の発信、実際の公共政策や企業経営に資する情報提供、高度人材の育成などを通じて、いっそう社会に貢献する役割を果たしてまいりたいと存じます。
今後とも当研究所へのご支援ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
施設写真
兼松記念館
新館
企業資料総合センター(第4学舎)
ファクトブック
経済経営研究所概覧
- 経済経営研究所概覧(2024年度版) [PDF, 72.9MB]