「アベノミクスとTPP」(平成25年度)

新着情報 (2013.09.11)

特別公開講座「アベノミクスとTPP」を開催しました

2013年9月9日(月)、イェール大学名誉教授・浜田宏一氏(内閣官房参与、神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー)を講師に迎え、特別公開講座「アベノミクスとTPP」(主催:神戸大学経済経営研究所、共催:神戸大学社会科学系教育研究府/科学研究費補助金・基盤研究(A)「デフレ・円高・財政危機:バブル経済の後遺症に関する包括的理論・実証分析と政策対応」)を、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂にて開催いたしました。
募集定員500名を大幅に超える参加申し込みがあり、当日の会場は満席の熱気に包まれました。多数のご応募・ご参加、誠にありがとうございました。

講演に先立ち、神戸大学長・福田秀樹、社会科学系教育研究府長・金井壽宏、経済経営研究所長・濵口伸明から挨拶の言葉として、浜田氏と神戸大学の数十年に及ぶ関係、社会科学系教育研究府の取り組みとしての本公開講座の意義、経済経営研究所における浜田氏の貢献など、多岐にわたるスピーチがありました。講演で浜田氏は、アベノミクス3本の矢の概要と現時点での評価、TPPが日本経済に与える影響と留意点、消費税率引き上げの影響と是非など、生活に直結した難しい経済問題を丁寧に分かりやすく解説しました。浜田氏ならではの視点からの見解や経験談を交え、途中で参加者に対して質問を投げかけるなど、会場には笑いと興奮が巻き起こりました。

講演後の質疑応答では、挙手により司会者に指名された参加者がマイクを持って浜田氏に直接質問し、浜田氏が一問一問真摯に回答しました。予定時刻を過ぎてからも多数の質問があり、興奮冷めやらぬ中での閉会となりました。

特別公開講座「アベノミクスとTPP」画像

特別公開講座「アベノミクスとTPP」画像

特別公開講座「アベノミクスとTPP」画像

講座について

本公開講座には多数のマスコミ関係者も参加し、講演での浜田氏の発言は各種マスコミで報じられています。
なお、講座のプログラムについては、下記のウェブサイトをご参照ください。

日本語