早木 祥夏Shoka HAYAKI
役職 |
准教授 |
研究部門 |
グローバル金融 |
学歴 |
- 平成31年3月
- 神戸大学大学院経営学研究科 博士課程前期課程修了
- 令和 4年3月
- 神戸大学大学院経営学研究科 博士課程後期課程修了
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学位 |
- 令和4年 3月
- 博士(商学)神戸大学
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職歴 |
- 令和2年 9月
- 神戸大学経済経営研究所 ジュニアリサーチフェロー(現在に至る)(令和7年3月まで)
- 令和3年4月
- 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC2)(令和4年3月まで)
- 令和4年4月
- 香川大学経済学部 常勤専任講師(令和5年5月まで)
- 令和5年4月
- 神戸大学経済経営研究所 講師
- 令和5年6月
- 香川大学経済学部 准教授(現在に至る)
- 令和5年12月
- 神戸大学経済経営研究所 准教授(現在に至る)
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研究分野 |
国際金融政策 |
研究課題 |
資産価格形成,証券市場,及び金融政策の実証研究
Empirical Studies on Asset Pricing, Security Market, and Monetary Policy |
研究活動<概要>
証券市場における株価形成に関する実証分析を通して,景気循環変動を含む様々な経済の状態が人々の選好や意思決定に与える影響を明らかにしたいと考えています。株価データは市場均衡で特徴付けられるという点でマクロ的な性質を持ちますが,その本質は人々のリスク選好の不均質性や変動性,損失回避,習慣,ヘッジ動機など,様々なミクロレベルの意思決定の集積です。これらの意思決定に着目しながら株価形成のメカニズムを検討・検証しています。
研究業績
論説(査読有)
Title |
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Date |
「TOPIXにおける一貫したリスク・リターン関係」 |
『証券アナリストジャーナル』第62巻第8号,70-79頁 |
2024年8月 |
"COVID-19 infection spread and human mobility" |
(with Masahiko Shibamoto, Yoshitaka Ogisu)), Journal of the Japanese and International Economies, Vol.64, 101195 |
2022年6月 |
「先進国株式市場における国際的分断」 |
『経済経営研究 年報』第70号,61-97頁 |
2021年3月 |
Working Paper
Title |
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Date |
"The Impact of Individual Loss Aversion on Market Risk-Return Trade-off: A Non-linear Approach" |
RIEB Discussion Paper Series No. DP2024-05, Kobe University |
2024年3月 |
「本邦株式市場におけるリスク・リターン関係とヘッジ動機」 |
RIEB Discussion Paper Series (Japanese), DP2023-J03, Kobe University |
2023年2月 |
"Time-Varying Risk Attitude and Behavioral Asset Pricing" |
RIEB Discussion Paper Series No. DP2020-33, Kobe University |
2020年12月 |
"Bilateral Integration Measures and Risk Attitudes in Large Stock Markets" |
RIEB Discussion Paper Series No. DP2020-32, Kobe University |
2020年12月 |
学会・学術研究集会報告等
Category |
Title |
Place |
Date |
報告 |
"The Impact of Individual Loss Aversion on Market Risk-Return Relationships: A Non-linear Approach," Hitotsubashi-Nanzan Finance Workshop 2023 |
一橋大学 |
2023年11月 |
報告 |
「個人の選好と市場のリスク・リターン関係」(単著)日本経営財務研究学会西日本部会 |
神戸大学 |
2022年8月 |
報告 |
“Procyclical aggregate risk aversion in a recession,” Waseda Organizational and Financial Economics Seminar |
Waseda University (online) |
2022年1月 |
報告 |
“Time-Varying Risk Attitude and Behavioral Asset Pricing”行動経済学会(第14回大会) |
オンライン |
2020年12月 |
報告 |
“Time-Varying Risk Attitude and Behavioral Asset Pricing”日本ファイナンス学会 (第2回秋季研究大会 ジュニアセッション) |
オンライン |
2020年12月 |
報告 |
“Time-Varying Risk Attitude and Behavioral Asset Pricing”Monetary Economics Workshop(研究会) |
オンライン |
2020年10月 |
報告 |
「先進国株式市場における国際的分断」令和元年度兼松賞入賞論文発表会 |
神戸大学 |
2020年9月 |
報告 |
“Bilateral Integration Measures and Risk Attitudes in Large Stock Markets” 日本経営財務研究学会(第19回西日本部会) |
九州大学 (オンライン) |
2020年8月 |
報告 |
“Endogenous Interactions and International Integrations between the US and Large Stock Markets”日本ファイナンス学会(第28回大会) |
東京都立大学 (オンライン) |
2020年6月 |
報告 |
「先進国株式市場におけるリスクの価格の構造と国際的分断」日本経営財務研究学会(第43回全国大会) |
神戸大学 |
2019年9月 |
報告 |
「先進国株式市場の国際的分断 ―部分分断市場モデルのGMMアプローチ―」(畠田敬と共著)日本ファイナンス学会(第27回大会) |
慶應義塾大学 |
2019年6月 |
社会活動
所属学会
- 日本ファイナンス学会
- 日本経営財務研究学会
- 行動経済学会
- 日本金融学会
外部資金獲得状況
科学研究費補助金・民間財団助成金等外部資金(単独研究)
2022年度-2023年度 |
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援「経済の状態に応じたリスクとリターンの関係の変動に関する研究」 |
2021年度 |
日本学術振興会 特別研究員(DC2) 特別研究員奨励費 「株式市場間の国際的統合とリスク態度」 |
受賞歴
- 行動経済学会奨励賞(第14回大会),2020年12月,(入賞論文:早木 祥夏,“Time-Varying Risk Attitude and Behavioral Asset Pricing”)
- 令和元年度兼松賞,2020年9月,(入賞論文:早木 祥夏,「先進国株式市場における国際的分断」)