後藤 将史

後藤 将史Masashi GOTO

役職 准教授
研究部門 企業競争力
学歴 平成11年3月  東京大学法学部第二類卒業
平成16年12月  INSEAD MBAプログラム修了
平成21年9月  オックスフォード大学経営研究修士課程修了
平成29年3月  京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了
学位 平成16年12月  MBA, INSEAD
平成21年9月  MSc in Management Research, The University of Oxford
平成29年3月  博士(経済学)、京都大学
職歴 平成11年4月  株式会社 ボストン コンサルティング グループ
平成21年10月  ブーズ・アンド・カンパニー 株式会社
平成26年3月  デロイト トーマツ コンサルティング 合同会社

平成19年10月  信州大学経営大学院イノベーションマネジメント専攻 非常勤講師(秋学期のみ)
平成22年4月  早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師(平成29年9月まで)
平成29年12月  慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授(平成31年3月まで)
研究分野 イノベーションマネージメント
研究課題 経営組織・外的影響と組織化(革新的技術と職業/産業、国際化と日本企業)

研究活動<概要>

革新的技術と職業

近年発展がめざましい革新的技術、特に人工知能の台頭によって、人間が行う仕事のあり方が大きく変化し、多くの職種が代替される可能性も議論されている。これは、専門知識を核に教育・法規制・資格など制度化を進め、社会的に大きな影響力を持つ専門職においても例外ではない。社会制度としての職業(特に専門職)が、革新的技術の台頭に応じてどう変化するかを、会計監査と法務に関わる専門職などの事例に基づき、制度変化・職業アイデンティティ・ビジネスモデル等の理論的視点で検討している。

革新的技術と産業

革新的技術、特に人工知能は幅広い産業で適用が検討され、各業界での競争構造が大きく変化する可能性が議論されている。しかし、現在も発展途上にある新技術の活用・普及は不確実性が高く、個別企業が単独で取り組むには難しさがある。そのため各業界レベルでの組織化が進み、企業の枠を超えた協働や調整が広く観察される。小売業界で進む人工知能活用をめぐる組織化の事例に基づき、組織間協働・業界組織等の視点で、革新的技術がもたらす産業レベルの組織化の新しいあり方を検討している。

国際化と日本企業

事業と経営の国際化のさらなる進展に伴い、多くの企業は国を超えて普遍的に通用する経営手法・ベストプラクティスを意識し、その実践に注力している。日系多国籍企業におけるグローバル人事制度の導入事例を題材に、そのような国際経営手法の採用・実行の速度や質について、企業間でどのような要因から差が生じるかを、制度論の視点を援用し検討した。


研究業績

研究業績

著書

Title Publishing Date
「グローバル人事改革の挫折と再生 制度論で捉える組織変革」 京都大学学術出版会 2018年3月
「グローバルで勝てる組織を作る7つの鍵 人材活用の新戦略」 東洋経済新報社 2012年2月
「成長戦略とM&Aの未来」(ブーズ・アンド・カンパニー共訳) 日本経済新聞社 2010年9月

学術論文

Title   Date
「制度的圧力に対する「意図せざる不実行」の比較事例研究」 組織学会大会論文集6巻1号 pp. 87-93 2017年8月
「変革リーダーの制度的属性と政治的戦術:日本企業3社のグローバル人事制度導入に関する比較事例研究」 国際ビジネス研究学会第23回全国大会報告要旨 pp.84-87 2016年10月
「制度の同化圧力を受ける組織における、外的正当性に対する感度:日本企業7社におけるグローバル人事制度導入の事例研究」 国際ビジネス研究 Volume 8 (1) pp.5-25 2016年4月

その他

Title   Date
「Impact of digital innovation on business management」 Hitachi Review Vol.68 No.4 6-7 2019年9月
「デジタル革新が企業経営にもたらすインパクト」 日立評論Vol.101 No.03 270-271 2019年5月
「AIが企業経営にもたらすインパクト」 ダイヤモンドクオータリー第14号pp.50-55 2019年2月
「新興国企業と日本の経営は、何が違うのか?」 Diamond ハーバードビジネスレビュー(www.dhbr.net) 2015年12月-2016年3月
「新興国企業が生み出す新たな経営モデル」 Diamond ハーバードビジネスレビュー(www.dhbr.net) 2015年7-11月
「新興国企業が生み出す新たな経営モデル 何が日本企業に欠けているのか」 会計情報 第466号 pp.36-40 2015年6月
「グローバル化には組織改革が急務 トップの不退転の決意こそ全て」 月刊グローバル経営 第366号 pp.28-29 2013年3月
「グローバルで勝てる組織を作る7つの鍵―フレームワークと先進企業の実態」 神戸経済同友 第393号 pp.8-11 2012年7月
「組織・人材のグローバル化が遅れる日本企業に効果的な五つの処方箋」 週刊ダイヤモンド 第100巻15号 pp.120-123 2012年
「BRICsプラスの有力企業100社」 (共著)Diamond ハーバードビジネスレビュー 第32巻11号pp.186-202 2007年 11月

学会報告活動

Category Title Place Date
発表 “Professional identity reformation in the age of artificial intelligence: A case study of audit professionals” Annual Oxford Conference on Professional Service Firms (Boston, USA) 14-Aug-19
発表 “Inter-organizational collaboration for innovating with disruptive technology: A case study of Retail AI in Japan” The Academy of Management, OCIS Division Conference (Boston, USA) 7-Aug-19
発表 “The emergence of disruptive technology and retheorization of professional logic: A case study of Big 4 accounting firms in Japan on AI audit” 34thEGOS (European Group of Organization Studies) Colloquium (Tallinn, Estonia) 6-Jul-18
発表 “How institutional attachments of middle leaders affect coupling after unintended decoupling” 34th EGOS Colloquium (Tallinn, Estonia) 5-Jul-18
発表 “Theorization of institutional change in the emergence of disruptive technology: Big 4 accounting firms and AI audit” The Academy of Management Specialized Conference Big Data and Managing in a Digital Economy (Guildford, UK) 20-Apr-18
発表 「制度的圧力に対する『意図せざる不実行』の比較事例研究」 2017年度組織学会研究発表大会(滋賀) 2017年6月
発表 「変革リーダーの制度的属性と政治的戦術:日本企業3社のグローバル人事制度導入に関する比較事例研究」 国際ビジネス研究学会第23回全国大会(大阪) 2016年10月
発表 “Decoupling by early adopters: A case study of practice diffusion” The 76thAnnual meeting of The Academy of Management (Anaheim, USA) 8-Aug-16
日本語