神戸大学金融研究会
神戸大学金融研究会9月例会
Monetary Economics Seminar of Kobe University
第624回
兼松セミナー共催
Jointly supported by Kanematsu Seminar
日時 Date & Time |
2024年9月28日(土)14:00~16:00 |
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会場 Place |
経済経営研究所 会議室(新館2階) Meeting Room at RIEB (Annex, 2nd Floor) |
対象 Intended Audience |
会員の方のみ The seminar is for the workshop members only. |
使用言語 Language |
日本語 Japanese |
備考 Note |
報告資料は参加者のみに事前にお送りします Slides data will be sent to the attendees only. |
14:00 ~ 16:00
- 論題
Topic - 地域銀行のDXの進化-事業性融資におけるデータ利活用の可能性-
- 報告者
- 伊東 眞幸(01Bank設立準備株式会社 代表取締役社長)
Masaki ITO (President & CEO, 01Bank Preparatory Company.Inc) - 概要
- 近年、中小企業等を対象に、その管理業務等を支援するサービスがプラットフォーマー(以下PFer)により提供されている。仮に、融資を希望する顧客が、こうしたPFerサービスのいずれかを利用し、その利用実績データを入手・分析することができれば、当該顧客の現在のビジネス上の「活動実態」を把握することが可能となり、これまで以上に、「多面的な融資審査」を行うことができる。こうしたことは、「これまでの実績だけでなく、ビジネスの現状を評価して欲しい」という顧客ニーズにも合致し、他の金融機関との差別化にもつながる。こうしたビジネスモデルを実践するデジタルバンクを地方銀行の外に作り、母体行グループ全体のDXを推進することが重要だ。