歴代所長:神谷 和也

神戸大学経済経営研究所長 神谷和也

神戸大学経済経営研究所は、大正8年(1919年)に創設された神戸高等商業学校商業研究所を起源とし、昭和24年(1949年)の経営機械化研究所との統合により経済経営研究所が誕生しました。昨年度は商業研究所設立から数えて100周年を迎え、記念式典をはじめ、多くの記念コンファランス、講演会などが行われました。100周年記念事業は、卒業生、学生保護者、法人・団体、研究所主催イベントに参加された地域の皆様、神戸大学の元教員と現役の教職員の寄附によって支えられました。おかげさまで寄附金目標額の100%を達成し、100周年記念事業は期待以上の成果をあげました。この場を借りて、深くお礼を申し上げます。

今年度からは新たな100年に向かって歩み始めることになります。当研究所は、経済学と経営学を両輪としながら、文理融合研究など最先端の分野に取り組んできました。最近では、文理融合かつ先端的な学問分野である計算社会科学の国際的研究拠点を形成すべく、2018年4月1日に研究所を母体として計算社会科学研究センターが発足しました。今後の100年に向けて、従来から取り組んでいる事業である一次資料のデジタル化などを強化しつつ、最先端の学問分野を開拓し続ける所存です。

今後とも本研究所へのご支援ご指導の程,よろしくお願い申し上げます。

2020年(令和2年)4月1日
神戸大学経済経営研究所長 神谷和也

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