RIEBセミナー(科学研究費補助金(基盤研究(B))「インドの産業発展と日系企業」共催)
RIEB Seminar (Jointly supported by: Grant-in-Aid for Scientific Research (B): The Internationalization of Japanese Firms and Industrial Dynamics in India)

日時 2014年7月8日(火)午後1時20分から
会場 神戸大学経済経営研究所 会議室(新館2階)
対象 教員、院生、および同等の知識をお持ちの方
使用言語 日本語・英語
備考 論文のコピーは共同研究推進室にご用意いたします。

1:20pm~

司会 長田 華子
所属 茨城大学人文学部

1:20pm~2:20pm

報告者 安保 哲夫
所属 東京大学 名誉教授
特別講演 日本型生産システムの国際移転と競争優位の構築問題 -6大陸のハイブリッド工場と現地市場環境-
概要
    この講演では、日本多国籍企業研究グループが20数年間世界主要地域で行ってきた日本型生産システムの国際移転研究の成果を要約しつつ、その移転の結果と現地市場での競争優位構築との関係に焦点を当ててみたい。
    日本企業による世界各地の現地工場における日本的生産技法の移転状況では、地域、産業、企業によって一定の差異を示しつつ、全体としてそれなりの実績を上げてきた。だが、それが市場シェアや利益などの業績にどの程度結びついているかは、一概にはいえない。その点は、1990年代以後、日本電機産業などの競争優位が後退し、進出地域が中国、インドなど新興国に広がると、明確になってきた。その焦点の一つは、いわゆるボリュームゾーンやBoPBoP市場への対応問題である。今日この問題が日本企業の大きな課題となっている。

2:20pm~3:20pm

報告者 佐藤 隆広
所属 神戸大学経済経営研究所
論題 インド進出日系企業に関する予備的考察:2013-14年アンケート調査を利用して

3:20pm~3:30pm

休憩

3:30pm~4:30pm

報告者 Srabani ROY CHOUDHURY
所属 ジャワハルラール・ネルー大学国際学部東アジア研究センター/神戸大学経済経営研究所 外国人研究員
論題 Changing Consumer Behaviour in India: Business Opportunities for Japan

4:30pm~5:00pm

コメント・質問 石上 悦朗
所属 福岡大学商学部