特定領域研究(実験社会科学)研究会(RIEBセミナー/実験経済学研究部会共催)
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (Experimental Social Sciences) Seminar(Jointly supported by: RIEB Seminar / Experimental Economics Workshop)
日時 | 2013年1月25日(金)午後2時00分から |
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会場 | 神戸大学経済経営研究所 調査室(兼松記念館1階) |
対象 | 教員、院生、学部生、および同等の知識をお持ちの方 |
使用言語 | 日本語 |
備考 | 論文のコピーは共同研究推進室にご用意いたします。 当日研究会へのご参加を希望される方は1月18日(金)までにご氏名、ご所属、ご連絡先(メールアドレス)を特定領域研究・組織班事務局(expss-kobe@rieb.kobe-u.ac.jp)までご連絡下さい。 また、研究会終了後に懇親会を予定しております。(参加費:5000円)準備の都合のため、懇親会に参加をご希望の場合はその旨も併せてお知らせくださいますようお願い申し上げます。 |
2:00pm~4:00pm
報告者 | 亀田 達也 |
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所属 | 北海道大学大学院文学研究科 |
論題 | 「分配の正義」の認知・神経的基盤を探る:Rawlsと不確実性 |
概要 | John Rawlsの『正義論』に代表されるように、「正義」をめぐる論考はこれまで規範論的な立場(~すべし)から行われてきた。そうした規範的論考は人文社会科学に大きなインパクトを及ぼしてきたが、それらの議論が人間行動に関する実証的な知見(~である)とどのように接合されるのかは明らかでない。ここでは、有力な正義原則としての「平等原理」、それと対峙する功利主義的な「効率 (efficiency)基準」との深刻な対立が、どのような条件の下でどのように乗り越えられるのかという問いを軸に、Rawls> の分配の正義をめぐる議論と、行動科学・脳科学的アプローチとのマッピングを図る。社会的分配に関する選好がリスク下の意思決定における選好と密接に関係する可能性を、認知・行動・脳イメージング実験により検討する。 |
4:00pm~5:00pm
報告者 | 山地 秀俊 |
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所属 | 神戸大学経済経営研究所 |
報告者 | 後藤 雅敏 |
所属 | 神戸大学大学院経営学研究科 |
論題 | 企業の分配問題の最後通牒ゲームを基礎とした分析-ラボ実験および fMRI実験を用いて- |