地域経済統計研究会 Workshop on Local Policy and Statistics |
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■ 地域経済統計研究会とは
経済経営研究所と経済学研究科の教員・院生、兵庫県庁政策部局の職員、民間非営利シンクタンクの有志らが集まって、2008年春に発足しました。「持続可能な地域づくり」に向けた方策を幅広く検討するため、中心市街地や中山間地域、住宅地など多様な地域の経済・社会システムを調査研究しています。
2008、09年度の2ヵ年にわたり、神戸大学の地域連携事業助成を得て、小地域統計分析をまちづくりに役立てる
方策に関する実践研究を行いました。その成果は、2冊の小冊子「まちづくりに新発想」(Ver.1)(Ver.2)にまとめ、ダウンロードできるようにしています。
■ 研究会メンバー
○神戸大学 |
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相川 康子 准教授 |
経済経営研究所(地域政策) 研究会代表 |
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萩原 泰治 教授 |
経済学研究科(現代技術論) |
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中川 聡史 准教授 |
経済学研究科(経済地理学) |
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貴志 匡博 院生 |
経済学研究科院生(博士課程後期) |
○兵庫県庁 |
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芦谷 恒憲 |
企画県民部政策室 |
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木南 晴太 |
同 |
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田代 洋久 |
同 |
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植田 繁仁 |
同 |
○市民団体 |
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山口 一史 |
(特活)ひょうご・まち・くらし研究所常務理事
(地域交通やコミュニティ・ビジネス、作業所支援など) |
■ 2008年度の研究テーマ

⇒「統計分析(鳥の目)」と「現地調査(虫の目)」の両立
⇒「研究」だけでなく、知恵の交流と課題解決モデル構築 |
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- 大学連携事業
- 八鹿中心部
- 明石中心部
- 別枠助成研究
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■ 2009年度の研究テーマ
- 神戸大学地域連携事業
「地域自治を支える小地域統計分析」
近年、地域自治の基礎単位として注目されている「小学校区」で、各種統計を校区ごとに集計し、地図やグラフを用いて課題を可視化することで、住民らが我がまちへの関心を高める契機となる取り組みを、兵庫県養父市と宝塚市を中心に行った。大学が「分析結果」を提供するだけでなく、統計の見方やデータの集め方、地図化などのノウハウをまとめ、まちづくりに取り組む地域リーダーや、それを支援する行政職員、コンサルタントの人たちの役に立つことを狙い、昨年に引き続いて小冊子(Ver.2)を作成した。
- 『国民経済雑誌』特集号の執筆
前年度に養父市と明石市で行った中心市街地の小地域統計分析をもとに、神戸大学経済経営学会発行の『国民経済雑誌』第201巻 第1号
の特集「小地域統計による実証分析」に掲載された論文6本を、メンバー全員で分担執筆した。
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Research Institute for Economics & Business Administration - Kobe University |
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