兼松セミナー(科研基盤研究(B)「インドの産業発展と日系企業」共催)
Kanematsu Seminar (Jointly supported by:Grant-in-Aid for Scientific Research (B))

日時 2016年6月21日(火)午後3時30分から
会場 神戸大学経済経営研究所 会議室(新館2階)
対象 教員,院生,および同等の知識をお持ちの方
使用言語 日本語
備考 論文のコピーは共同研究推進室にご用意いたします。

3:30pm~5:00pm

報告者 上野 正樹
所属 南山大学経営学部
論題 インドのエアコン市場の分析:新興国戦略の通説と実態
概要 新興国戦略の通説は、BOP ビジネスと中間層ボリュームゾーン戦略である。本稿は、インドのエアコン市場の実態をもとに通説を調べる。結論として、通説は正しくない。日本企業の実態は通説の反対にある。具体的には、日本企業は富裕層をメインターゲットとするプレミアムゾーン戦略によって成功している。一方、中間層ボリュームゾーン攻略を重視してきた日本企業は苦戦している。日本・韓国・インド・中国企業の製品と消費者アンケートの分析結果を示す。
討論者 下門 直人
所属 京都大学大学院経済学研究科