兼松セミナー Kanematsu Seminar
日時 | 2016年2月9日(火)午前10時30分から |
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会場 | 神戸大学経済経営研究所 会議室(新館2階) |
対象 | 教員、院生、および同等の知識をお持ちの方 |
使用言語 | 日本語 |
備考 | 論文のコピーは共同研究推進室にご用意いたします。 |
10:30am~
報告者 | 青木 克生 |
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所属 | 明治大学経営学部 |
論題 | トヨタインド工場における生産・調達システム―タタ、VWとの比較から― |
概要 | 1991年以降の自由化政策により成長を続けてきたインド自動車産業は,生産,販売の双方において現在世界第6位となっている。しかしながら現状においては,スズキや現代といった小型車を主力とするメーカーが大きな市場シェアを占める一方,トヨタやVWなどグローバル・ビック・メーカーのシェアは小さなものに留まっている。本報告では,2013-14年に実施したフィールド調査に依拠し,トヨタのインド戦略,特に生産・調達システムにおけるインドでの展開について議論していく。比較対象としては,ローカルメーカーとしてのタタ,欧米メーカーとしてのVWの2社を取り上げる。これらメーカーとの比較を通して新興国市場へのトヨタ流アプローチの特徴を明確化し,さらにインドにおける自動車メーカーの課題を浮き彫りにすることが本報告の主な目的である。 |