兼松セミナー Kanematsu Seminar

日時 2015年9月1日(火)午後3時30分から午後5時00分まで
会場 神戸大学経済経営研究所 共同研究室(第4学舎2階)
対象 教員、院生、および同等の知識をお持ちの方
使用言語 日本語
備考 論文のコピーは共同研究推進室にご用意いたします。

3:30pm~5:00pm

報告者 咲川 可央子
所属 二松學舎大学国際政治経済学部
論題 メキシコ国内における一物一価の法則についての実証分析
要旨 本研究では、メキシコ国内の都市間で価格均一化が進んでいるかどうかについて実証的に検証する。メキシコについての既存研究は、3部門や8部門のCPIデータのみを用いて分析を行っている。本研究は、最も細かい分類の財の原価格データとCPIデータを組み合わせて分析を行うことにより既存研究の問題点を修正する。特に、農産物、腐敗しない財、サービス財から5財を取り上げ、時系列分析を用いて、一物一価の法則が長期的に成立するか否かを検証する。また、分析期間を北米自由貿易協定(NAFTA)前後で分け、結果の違いを考察する。