新着情報 (2014.05.30)

平成25年度兼松フェローシップ表彰式を開催しました

Fellowship-prize

経済経営研究所は5月30日に、平成25年度の兼松フェローシップ(大学院生研究奨励賞)表彰式・入賞論文発表会を開催しました。入賞者の近藤恵介さん(経済産業研究所研究員)、村山光太さん(一橋大学院生)、八尾政行さん(慶應義塾大学助教)には、上東貴志経済経営研究所長より表彰状及び奨励金が授与されました。続いて入賞論文発表・審査員総評・質疑応答があり、その後兼松記念館正面玄関にて、入賞者を囲んで記念撮影が行われました。また、同日、入賞者には経済経営研究所ジュニア・リサーチフェローの称号が付与されました。優秀な若手研究者の支援を目的とし、5年間の称号付与とともに当研究所Discussion Paper刊行などの便宜が図られます。


当研究所は、公益財団法人兼松貿易研究基金及び兼松株式会社と兼松フェローシップ委員会を設置し、経済学・経営学・会計学の分野における大学院生の研究を奨励すること及び研究発表の機会を提供することを目的に、平成5年度から毎年1回、兼松フェローシップの懸賞論文を募集しております。平成25年度には9編の応募があり、厳正な審査の結果、その内3編が入賞しました。


また、平成25年度より西島賞が設立されました。西島賞は、公益財団法人兼松貿易研究基金の発展に寄与した故西島章次経済経営研究所教授の功績を偲び、同教授が長年にわたって貢献した開発経済学分野における若手研究者の育成を支援することを目的として設立された賞です。兼松フェローシップ入賞論文の中から開発経済学分野の優れた研究に併せて「西島賞」が授与されます。平成25年度は近藤恵介さんの論文が同賞を受賞しました。