産学連携による実践型人材育成事業−サービス・イノベーション人材育成−

リテール・イノベーション−GMAP社のケース(UK)

 ICT技術の革新が進み、地図データの活用が進んでいます。たとえば、カーナビ、携帯電話のナビゲーション・サービスなどです。本編は、こうした地理情報を使った様々なサービス(総称してGIS: Geographic Information System という)を利用した出店シミュレーションを行うサービスに関するものです。GISとは、地理的な位置情報をベースに、人口統計データ、企業統計調査データ、小売業統計調査データなどのさまざまなデータを統合し、分析したデータを視覚的に表示するシステムです。現在、身近にあるコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど、新規店舗を出店する際には、このGISシステムを利用した出店シミュレーションが行われることも増えています。こうしたGISを用いた出店の際に必要なシミュレーションなどのサービスをグローバルに展開するイギリスのGMAP社に焦点を当てます。GMAP社は、地理学において世界的な研究業績を有するリーズ大学より誕生した大学発ベンチャー企業です。GMAP社は、リーズ大学よりどのように会社を起業し、GISを用いた出店シミュレーションサービスを展開しているのか、そしてそうしたサービスを日本で始め、グローバルに展開できるようになったのかが描かれています。

 主な撮影地:イギリス(リーズ)、東京、札幌(北海道)

 学習の観点:サービスの国際移転、GISを用いた小売業の出店シミュレーション

 ビデオ上映時間:30分

 キーワード:リテール・ソリューション、GIS: Geographic Information System、小売吸引モデル、CAMEO(カメオ)コード

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