産学連携による実践型人材育成事業−サービス・イノベーション人材育成−

IKEA社のサービス・イノベーション(日本)

 本ケースは、スウェーデン発祥の家具・雑貨をグローバルに販売するIKEA社のサービス・イノベーションに関するものです。IKEA社は1943年、スウェーデン南部に位置するスモーランドのアグナリッドという小さな村に、イングヴァル・カンプラードによって創設された安価な商品を扱う雑貨店に起源を持ちます。IKEA社では、「より快適な毎日を、より多くの人に提供すること」というビジョンを掲げ、低価格で高品質、高デザイン性の家具(家に関する製品)の製造・販売を行っています。2009年現在、IKEA社は全世界で267店舗を展開しており、日本には2006年に千葉県船橋市に1号店となるIKEA船橋を出店し、現在では5店舗(IKEA船橋、IKEA港北、IKEA神戸、IKEA鶴浜 IKEA新三郷)を展開しています。2010年度のグループ全体売上げは231億ユーロで、2009年度の215億ユーロと比較すると、前年度売上比率が約107%となっています。地域別の売上構成比は、ヨーロッパが80%、北米が15%、アジア・オーストラリアが5%となっています。また、売上高上位5ヶ国は、ドイツ(16%)、アメリカ(11%)、フランス(10%)、イギリス(7%)、イタリア(7%)です。実に全世界で5億9000万人もの消費者がIKEA社で買い物を行っているのです。本ビデオでは、こうしたIKEA社がグローバルに事業を展開するために、どのようなサービス・イノベーションを起したのか、その革新に触れる内容となっています。

 主な撮影地:船橋(千葉県)、神戸(兵庫県)

 学習の観点:IKEA社の顧客との価値共創の仕組み

 ビデオ上映時間:35分

 キーワード:マーチャンダイジング、ビジュアルマーチャンダイジング、フラットパック

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