産学連携による実践型人材育成事業−サービス・イノベーション人材育成−

日本マクドナルド社のサービス・イノベーション(日本)

 本ケースは、日本マクドナルド社の行ったサービス・イノベーションに関するものです。日本マクドナルド社は、アメリカのマクドナルド社との合弁企業として、1971年、東京銀座に第1号店をオープンして以来、2010年現在、約3700店舗にまで拡大してきたファースト・フードを代表する企業です。日本マクドナルド社は、開業以来、順調に店舗数や売上を伸ばしてきましたが、2000年あたりより成長が鈍化し、利益率の悪化が顕著になっていましたた。こうした状況下において、日本マクドナルド社が取り組んだのは、人材育成システムでの改革でした。業容を拡大してきた日本マクドナルド社ですが、その成長要因の一つとして、1971年5月の会社設立直後の6月に開設された日本初の企業内大学であるハンバーガー大学の存在が大きいです。ハンバーガー大学は、1955年にマクドナルドとしての第1号店がイリノイ州シカゴ郊外のデスプレーンズにオープンした6年後の1961年に開設されました。日本のハンバーガー大学は、世界で2番目に古く、その後、イギリス、ドイツ、ブラジル、オーストラリア、香港と現在では、世界で7ヶ所に開設されています。日本のハンバーガー大学は、1971年の開設以来、約14万人が受講しており、2009年には、年間、15000人が受講するようになっています。本ビデオは、こうした人材育成を柱とするマクドナルド社の「ピープル・ビジネス」に焦点を当てたものです。

 主な撮影地:東京、加古川

 学習の観点:サービス人材育成の仕組み

 ビデオ上映時間:45分

 キーワード:ショルダー・ツー・ショルダーゴール・ベース・シナリオES(エンプロイ・サティスファクション)

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