産学連携による実践型人材育成事業−サービス・イノベーション人材育成−

The Case of fnac - 国際間にまたがるサプライ・チェーン・マネジメント(フランス)

 本ビデオでは、fnac社が日本企業であるパナソニック社と共に構築したサプライ・チェーン・マネジメントについて描写します。fnac社とパナソニック、両社は、日仏間にまたがる自動発注システムの限界を感じ、実需創造のための新たな仕組みを構築しました。1台売れれば1台作って追加するという、自動発注の仕組みでは製品ライフサイクルが短く、しかも、価格変動の激しいデジタル・カメラでは上手く機能しないことを両社は感じていました。そこで、両社が考えたのは予測を入れたサプライ・チェーンの仕組みでした。パナソニック社は、サプライ・チェーンの予測確率を上げる必要性があり、そのためには、実需を発起するための更なる仕組みが必要と強く感じていたのです。そこで再認識されたのが、fnac社が持つ製品評価とその結果を公表するドシエ(Dossier)の仕組みでした。本ビデオでは、fnac社が発売前に行う製品評価とその評価結果を消費者に開示する仕組みが市場シェアに大きな影響を与えることを説明します。次に、高い市場シェアを獲得することが発注数量の予想確率の向上につながり、欠品・在庫率の改善につながることを示します。

 主な撮影地:パリ、大阪

 学習の観点:国際間にまたがるサプライ・チェーン・マネジメント、自動発注システムの進化

 ビデオ上映時間:45分

 キーワード:GSCM: Global Supply Chain Management、VMI: Vendor Managed Inventory、CPFR: Collaborative, Planning, Forecasting and Replenishment

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