神戸大学金融研究会（RIEBセミナー／社会システムイノベーションセンター共催）
Monetary Economics Seminar of Kobe University (Jointly supported by RIEB Seminar/ Kobe University Center for Social Systems Innovation)

日時
(Date&Time)		 2016年11月5日（土）午後2時00分から (Saturday, November 5, 2016, 2:00pm-)
会場
(Place)		 神戸大学経済経営研究所　会議室（研究所新館2階）
Meeting Room at RIEB (Annex, 2nd Floor)
対象
(Intended Audience)		 基本的に会員制の研究会ですが、非会員で関心のある方の参加も歓迎します。
The seminar is primarily for the workshop members. But non-members are also welcome to attend.
備考
(Note)		 論文のコピーは共同研究推進室にてご用意いたします。
Copies of the paper will be available at the Office of Promoting Research Collaboration.

セミナー後に懇親会を予定しております。セミナーへ参加を希望される方はお手数ですが、懇親会へのご出欠と併せご氏名、ご所属、ご連絡先（メールアドレス）を開催日の1週間前までに共同研究推進室へご連絡下さい。なお、懇親会の詳細については追ってご連絡いたします。
There will be a reception held after the seminar. If you would like to attend this seminar, please email us at Office of Promoting Research Collaboration your name, affiliation, email address and whether you will attend the reception or not, by a week before the workshop. Details will be notified later.

2:00pm～3:30pm

報告者
(Speaker)		 森　剛敏　氏 (Taketoshi MORI)
所属
(Affiliation)		 有限責任監査法人トーマツ　アドバイザリー事業本部　アドバイザリー開発（Senior manager Business Analytics Deloitte Touche Tohmatsu LLC）
論題
(Topic)		 ブロックチェーン技術と金融インフラ（証券決済）での課題とメリット（Blockchain Technology and issues and merits to deploy Financial Market Infrastructures especially Securities Settlement）
概要
(Abstract)		 FinTechの中で特に最近盛り上がりを見せているのがブロックチェーン技術（分散型台帳）です。国内外の金融機関や証券取引所等では相次いでこの技術を活用した実証実験を行っています。今回は、ブロックチェーン技術の概要や特徴を紹介し、特に金融業務に関する影響等に関しても説明します。このブロックチェーン技術が金融インフラに特、証券決済システムに適用した場合に、日本の現状での法制度や市場慣行、取引手法との関係、中央清算機関の取扱、実務的処理関連、クロスボーダー取引での証券保有や譲渡・担保取引等での所有権の取扱の等における課題等を整理し、今後はどうように対応する必要があるかをご説明致します。

3:45pm～5:15pm

報告者
(Speaker)		 川村　篤史　氏 (Atsushi KAWAMURA)
所属
(Affiliation)		 日本アイ・ビー・エム株式会社　コグニティブ・インダストリーソリューション事業部　金融第三インダストリーソリューションズ（Industry & Cognitive Solutions, Financial Industry Solutions No.3, IBM Japan）
論題
(Topic)		 ブロックチェーン技術の最新動向と実ビジネス環境での活用に向けた動き（Blockchain Technology Trend and Expected Use Cases on Real Business）
概要
(Abstract)		 ビットコイン等の暗号通貨により認知度が高まったブロックチェーン技術ですが、金融業務に限らず各種ビジネスでの適用検討が進み始めており、これまでのテクノロジーやビジネスモデルを変えてしまう可能性に言及され始めています。かたや、実ビジネス環境で活用するために検討が必要な技術面／制度面の課題や、実現効果に関する疑念等、議論されてきております。当セミナーでは、ブロックチェーン技術の動向を整理するとともに、国内外での実ビジネス環境での活用に向けた検討事例から、今後活用が期待される業務エリアはどこか、課題はなにか、につき検討致します。

5:30pm～

懇親会 (Reception)