神戸経済経営フォーラムは、当研究所の研究分野に関連する諸問題をテーマとして、毎年1回神戸商工会議所と共催で、地域の経営者等を対象とした学術講演会を開催し、研究の成果を還元することを目的とし昭和32年から継続的に行われています。
今年度は、当研究所 西島章次教授が、2009年3月17日、神戸商工会議所で「BRICsとしてのブラジル経済の展望〜金融危機後の新興国に未来はあるか〜」のテーマで講演しました。
近年急速な成長を遂げるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国は豊富な人口や天然資源に支えられ、世界の政治・経済に大きな影響を与えています。金融危機を経た姿と今後の見通しについて、バイオエタノールの生産で世界市場の7割を握り現在も堅調な国内経済を保つブラジルについて、日本との関わりを中心に豊富な資料とデータを基に解説しました。
当日は平日にもかかわらず70名近い方々にご出席頂き盛況となりました。
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