毎年恒例の標記フォーラムが1月19日に神戸商工会議所において、神戸商工会議所・神戸大学経済経営研究所(以下、研究所)の共催で実施されました。 今回は「−2007年の神戸経済を占う−」をテーマとし、大学関係者、実務関係者をはじめたくさんの参加者にお集まりいただきました。
神戸商工会議所の関口氏が司会進行を受け持ち、研究所所長 後藤純一の 挨拶のあと、次の3名による講演が行なわれました。 研究所教授 鎮目雅人の「アジア経済のダイナミズム:貨幣の視点から」、 研究所教授 冨田昌宏の 「アジア物流の現状と展望」、そして同志社大学政策学部教授 阿部茂行氏の「アジアの経済連携」です。
日本経済は、2002年以来の回復基調が、息の長い拡大を続けると予測されています。そのような中、はたして神戸経済はどうなのか?どうなるのか?大変関心の高いところであります。そこで、2007年新春の開催にあたり、今年の神戸経済を『金融』 『物流』 『経済統合』の3つのテーマで講演を行いました。講演が興味深く分かりやすかったので、参加者からたくさんの質問やコメント がありました。本年も、学外の方々と共通のテーマに関する議論を通じて 交流する大変有意義なフォーラムとなりました。
|