RIEB セミナー (ツーリズム研究部会共催)
RIEB Seminar (Jointly supported by Tourism Research Group)


日時:
(Date&Time)
2006年1月28日(土)午後2時から (Saturday, January 28, 2006, 2:00pm〜)
会場:
(Place)
神戸大学経済経営研究所 調査室 (兼松記念館1階)
Seminar Room at RIEB (Kanematsu Memorial Hall 1st Floor)
・< 2:00-3:30pm >
報告者:
(Speaker)
所属:
(Affiliation)
杉山 知子 (SUGIYAMA Tomoko)

NPO法人C.A.P.(芸術と計画会議)  (NPO The Conference on Art and art Projects.)
論題:
(Topic)
住民がツーリスト。そんな街の魅力とは?
Residents are "Tourists": What sort of attractiveness for them?
概要:
(Abstract)
最近、さまざまな自治体でその街の観光資源の見直しがされている。産業として観光を捉えるため、経済効果を重視しすぎて、本来持っていた街の魅力を消し去ってしまうこともおきている。
神戸においても例外ではない。そんな直接的な考え方から少し離れて、もう一度人々の生活に焦点をあててみよう。恵まれた環境の中での住空間や、洗練されたファッションに、身近に味わえる上質な食文化。そして様々な価値観を持った芸術。それらの少し質の高い生活こそが、何よりも神戸らしい観光資源になるのではないか。
・< 3:30-5:00pm >
報告者:
(Speaker)
所属:
(Affiliation)
栗原 良明 (KURIHARA Yoshiaki)

株式会社梅田芸術劇場 (Umeda Arts Theater)
論題:
(Topic)
観光の視点から劇場を考える
Looking at the theater from the viewpoint of "tourism"
概要:
(Abstract)
公共文化施設の経営についての議論は盛んであるが、民間経営の劇場について話題にされることはない。それは、「文化」というより「興行」として見られているからであろう。
80年代から90年代にかけて、「都市のたのしみ」を提供する場として、また大型開発案件の集客装置の核として、主要都市に劇場が新設されてきたし、それ以前には、いわゆる座長公演を上演する大劇場が多くの観劇団体客を集めてきたことは事実である。
いま、そのどちらもが岐路に立たされている。
都市の集客施設としての劇場の果たしてきた役割とこれからを、観光という視点から考えてみたい。
対象:
(Intended Audience)
教員,院生,および同等の知識をお持ちの方
Faculty, Graduate Students, and People with Equivalent Knowledge
使用言語
(Language)
日本語
Japanese
備考:
(Note)

論文のコピーは研究助成室にご用意しております。
Copies of the paper are available at Research Assistant Room.