神戸大学金融研究会
(Monetary Economics Seminar of Kobe University)

日時：
（Date&Time)		 7月17日（土）午前10時30分から (Saturday, July 17, 10:30am〜)
報告者：
（Speaker）		 劉　昌黎　氏 (Shoei RYUU)
所属：
（Affiliation）		 東北財経大学国際経済貿易学院／滋賀大学経済学部
(College of International Economics and Trade, Dongbei University of Finance and Economics/Shiga University, Faculty of Economics)
論題：
（Topic）		 「人民元切り上げの中国経済への影響」
(Influence of the China economy on Renminbi upvaluation)
概要：
(Abstract)		 今後の中国経済の長期的な成り行きは人民元レートを左右するもっとも重要な要因だと思われる。経済の減速―低迷―危機―崩壊の悪循環は元安への誘因となるが、持続的安定的快速的な経済発展は元高への誘因となる。中国は迅速的に世界経済大国に追いつき追い越す中で、人民元切り上げは長期的な必然的な趨勢だろうと言える。しかし、円高の日本経済に大きな打撃を与えたことに鑑み、中国では元高の悪影響を心配している人が多い。長期的な元高への心配を解消するには、本論は1994年までの大幅の元安とアジア金融危機後の人民元の安定と実際の元高のメリット、デメリットを分析する上、2020年までの元高と1990年代までの円高との違いを出発点として、人民元切り上げの中国経済への影響を分析したい。
会場：
(Place)		 神戸大学経済経営研究所　会議室 （研究所新館2階）
Meeting Room (New Building 2nd floor)
対象：
（Intended Audience)		 基本的に会員制の研究会ですが、非会員で関心のある方の参加も歓迎します。
The seminar is primarily for the workshop members. But non-members are also welcome to attend.
備考：
(Note)

論文のコピーは開催日当日に会場にご用意いたします。
Copies of the paper will be available on that day of the seminar at meeting place.
セミナー参加を希望される方はお手数ですがご氏名、ご所属、ご連絡先（メ-ルアドレス）を事前に研究助成室までご連絡下さい。
If you are interested in participating, please send us, Research Assistant Section, an email including your name, affiliation, and email address beforehand.