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ニュースレター[050] News Letter[050]
 

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リエゾンニュースレター No.050                          2007年1月号
 
                                   神戸大学 経済経営研究所
                                 附属政策研究リエゾンセンター
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■シンポジウム「少子化時代を生きる
 −どうする? 私とみんなの子育て,親育ち−」のご案内■
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神戸大学経済経営研究所と兵庫県は少子化問題研究で連携協定を結んだことを記念して,下記の要領で,標記シンポジウムを開催します。

少子化対策は国全体としてのみならず,私たちが住む地域の問題としても,益々重要となりつつあります。シンポジウムでは,研究者,行政,労働組合,そしてこれからの少子化社会を担う若い世代など,様々な立場の見方を知ることによって私たちが今後この問題にさらに関心を深めていくきっかけにしたいと考えています。多くの皆様のご来場をお待ちしております。(本件については,
研究所ホームページhttp://www.rieb.kobe-u.ac.jp/shoshika/sympo070217/index-j.html
でもご案内しています。併せてご確認下さい)

            記

主催:神戸大学経済経営研究所・兵庫県
日時:平成19年2月17日(土) 10:00〜13:00
場所:神戸大学神大会館(百年記念館内) 六甲ホール

<プログラム>
開会の挨拶 
   井戸 敏三(兵庫県知事)
   野上 智行(神戸大学長)

第1部 講演
「少子化と日本経済」 
   後藤 純一(神戸大学経済経営研究所長)
「協働で進める「ひょうご子ども未来プラン」の取り組みについて」 
   清原 桂子(兵庫県理事 兼 少子対策本部事務局長)

第2部 パネルディスカッション「少子化と私たちの未来」

パネリスト
   伊藤 篤(神戸大学大学院総合人間科学研究科教授)
   清原 桂子(兵庫県理事 兼 少子対策本部事務局長)
   長谷川 俊(日本労働組合総連合会兵庫県連合会副事務局長)
   森元 まゆみ(神戸大学文学部3年)
   後藤 純一(神戸大学経済経営研究所長)
コーディネーター  小西 康生(神戸大学経済経営研究所教授)

参加者定員200名(申し込み先着順・当日受付あり。参加申し込みは,ホームページ http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/shoshika/sympo070217/index-j.htmlから受け付けております。

※なお,本シンポジウムのチラシをご希望の方にお送りしております。ご関心のある方は郵送先をcenter@rieb.kobe-u.ac.jpまでお知らせください。

お問い合わせ
神戸大学経済経営研究所 総務係 
TEL 078−803−7270 Eメール: office@rieb.kobe-u.ac.jp
兵庫県健康生活部少子局少子政策課少子計画係
TEL 078−362−4183 Eメール:shoshiseisaku@pref.hyogo.jp
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■第12回神戸経済経営フォーラム ―2007年の神戸経済を占う―■
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神戸大学経済経営研究所は1月19日(金)に神戸商工会議所と共催で,第12回神戸経済経営フォーラムを開催いたします。
 
日 時:平成19年1月19日(金)14:00〜18:30
場 所:神戸商工会礒所3階会議室(神戸市中央区港島中町6−1)

▼プログラム
<挨 拶>神戸大学経済経営研究所教授・所長 後藤 純一 氏

<講演1>14:00〜15:00
『アジア経済のダイナミズム:貨幣史の視点から』 
神戸大学経済経営研究所教授 鎮目 雅人 氏

<講演2>15:10〜16:10
『アジア物流の現状と展望』
神戸大学経済経営研究所教授 富田 昌宏 氏

<講演3>16:20〜17:20
『アジアの経済連携』
同志社大学政策学部教授 阿部 茂行 氏

<交流懇談会> 17:30〜18:30 

本フォーラムの詳細や参加申し込みについては,下記までお問い合わせ下さい。
神戸商工会議所産業振興部(FAX:078−306−2348)宛
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■1月以降のセミナー■
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随時更新されますので,ご興味のある方は,ウェブページの方へご確認下さい。
セミナーの詳細もこちらからご覧いただけます。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/index-j.html

また,当研究所のセミナーは詳細ページの「対象」に該当する方ならどなたでもご参加いただけます。企業等一般の方のご参加も歓迎いたします。会場準備の都合上,参加ご希望の方は事前に下記アドレスからお申し込み下さい。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/seminar-join.html
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▼RIEBセミナー(六甲フォーラム共催)
1月16日(火)
15:10〜 鎮目 雅人(神戸大学経済経営研究所)
「第2次大戦前の日本における財政の維持可能性」
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▼RIEBセミナー(国際協力研究科共催)
2月13日(火)
9:30〜 石井 寛(北海道大学 名誉教授)
「世界の動向からみた我が国国有林改革の特徴」
11:00〜 福田 淳(外務省経済局経済安全保障課)
「国連食糧農業機関(FAO)について」
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■ディスカッションペーパー■
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こちらに掲載されているものは最近,出されたディスカッションペーパーです。
過去のディスカッションペーパーにつきましてもホームページ上から自由にダウンロードすることができます。
和文一覧: http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index-j.html
英文一覧: http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index.html
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▼Discussion Paper Series No.199
「Immediately Reactive Equilibria in Infinitely Repeated Games with Additively Separable Continuous Payoffs」
KAMIHIGASHI Takashi, FURUSAWA Taiji 著 2006年12月
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■コラム■
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今月のコラムは経済経営研究所 片山 誠一 教授による「持続可能性について」です。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/column/pdf/column050.pdf

次回のコラムは経済経営研究所 山地 秀俊 教授による「みず」です。

バックナンバーもご覧いただけます。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/column/columnbackno.html
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■活動の報告■
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▼当研究所の磯辺剛彦教授が最優秀論文賞を受賞
昨年12月19-21日に早稲田大学で開催された「The Fifth Asia Academy of Management Conference」において,香港中文大学の牧野成史教授,香港大学のChristine M. Chan助教授,ウエスタンオンタリオ大学のPaul W. Beamish教授,当研究所の磯辺剛彦教授による共著論文「Intended and Unintended Termination of International Joint Venture」に対して「The Asia Academy of Management(AAOM)」より最優秀論文賞(Winner: Best Paper Award)が授与されました。
なお,磯辺教授の研究グループは,前回2004年に上海で開催されたAAOMでも最優秀論文賞を受賞しており,これで2回連続の受賞になります。詳細は「The Asia Academy of Management」のHP(http://www.baf.cuhk.edu.hk/asia-aom/index.html)をご参照下さい。
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▼RIEB政策研究ワークショップ「量的緩和政策の効果」
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sankangaku-pj/workshop/miyao_shizume070113.html
 政策研究ワークショップ「量的緩和政策の効果」が1月13日に,政策研究リエゾンセンター主催(日本金融学会関西部会・中央銀行研究部会,神戸大学金融研究会共催)で開催されました。
 まず当センターの宮尾龍蔵教授による導入報告,次いで一橋大学経済研究所の渡辺努教授による報告が行われました。宮尾教授の報告では,いわゆる「時間軸効果」について,将来の金利予想への影響と,そのマクロ経済への刺激効果とに分けて整理が行なわれました。渡辺教授の報告では,貨幣と債券の流動性サービスに着目した理論モデルに基づいて,貨幣量の拡大の効果について検証が行なわれました。
 続いて,京都大学公共政策大学院の白川方明教授(前日本銀行理事),大阪大学大学院経済学研究科の本多佑三教授,一橋大学大学院経済学研究科の齊藤誠教授によるパネル討論の後,一般討議が行なわれました。2つの報告で論じられた時間軸の効果,量的な効果の評価に加え,より大きな枠組みの中で望ましい金融政策のあり方が討議されるなど,さまざまな論点から活発な議論が行なわれました。(ワークショップの概要は,近日中に報告書として取りまとめる予定です)。
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■出版物■
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▼『日本経済新聞』「エコノミストが選ぶ経済・経営書」にランクイン
2006年12月24日『日本経済新聞』読書面に 経済学者,経営学者,エコノミストら25人が推薦する経済・経営書が発表されました。ランキング7位に当センター宮尾龍蔵教授の「マクロ金融政策の時系列分析」,13位に同 延岡健太郎教授の「MOT[技術経営]入門」がリストアップされました。

●各書籍については以下のURLをそれぞれご参照ください。
「マクロ金融政策の時系列分析」(宮尾教授)
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=13315
「MOT[技術経営]入門」(延岡教授)
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=13321
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▼当センター宮尾龍蔵教授の著書「マクロ金融政策の時系列分析」(日本経済新聞社)が,『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』それぞれの「2006年経済書ランキング」で上位に入り,紹介されています。

●『週刊ダイヤモンド 12月23日号』
経済学者・経営学者・エコノミスト160人によって選定された「2006年ベスト経済書」。宮尾教授の著書は19位で,「定性的・感覚的な議論になりやすい金融政策の効果を,丹念に実証分析した労作」と紹介されています。

●『週刊東洋経済 12月30日・1月6日特大号』
「2006年決定版 経済・経営書ベスト100」として経済学者,エコノミスト,アナリストら72人が選んだ書籍のランキング。宮尾教授の著書は30位にランクインし,「足元での日銀の金融政策に絡む議論に際し,客観的な事実を整理することができる。」と評されています。
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▼延岡 健太郎 著「意味的価値の創造:コモディティ化を回避するものづくり」
『国民経済雑誌』第194巻第6号 神戸大学経済経営学会 pp.1−14に掲載
●コモディティ化を促進する要因として,モジュール化と共に重要なのが、差別化ができても顧客がそれに対価を支払ってくれないことです。機能的価値だけでは,顧客ニーズは簡単に頭打ちしてしまいます。意味的価値を創造して,それによって差別化を実現しなくては,顧客が対価を支払い続けてくれません。
本稿では,意味的価値を、内向きの価値(こだわり価値)と,外向きの価値(自己表現価値)に分けて定義し,議論しています。「MOT(技術経営)入門」(日本経済新聞社)から,この部分を取り出して少し深化させた内容です。
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▼ISOBE Takehiko, MAKINO Shige and GOERZEN Anthony著
「Japanese horizontal keiretsu and the performance implications of  membership」
『Asia Pacific Journal of Management』2006年 23(4):453-466.
●従来より,系列メンバーの企業(日本の六大企業集団)の業績は独立企業に比べてローリスク・ローリターンであると言われてきました。系列グループが相互に助け合うことによって,財務危機に直面したメンバーを救済したり,あるいは株式持合いによって買収のリスクから守られていると考えられてきました。しかしリスクや系列の定義によっては,系列はメンバー企業に対してローリターンで,しかもハイリスクの事業環境を提供することを実証・報告しています。つまり系列に所属するメリット・デメリットについて,これまでの定説に対して疑問を投げかける研究です。
論文の要旨はSpringer社のHP
(http://www.springerlink.com/content/j1u660w8gr757148/?p=1485522e6e534ee59955beec2af50e33&pi=4)
をご参照ください。
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▼『WEBマガジン まいどーむ』2007年1−2月号(財団法人大阪産業振興機構)のコラムに,錆びないネジのトップ企業である「竹中製作所(東大阪市)」について当研究所の磯辺剛彦教授によるコメントが紹介されています。タイトルは「中小企業にこそ『グローバリゼーション』は重要なテーマ」です。
(原文は以下のHPをご参照下さい)
http://www.mydome.jp/information/web_mag/pages/1654/
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■経済経営研究所 リエゾン活動へのリンク■
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▼セミナー
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/index-j.html

▼ディスカッションペーパー一覧
和文:http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index-j.html
英文:http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index.html

▼経済経営研究所 全教官と研究
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ResearchStaff/index-j.html

▼過去のニュースレター
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/mailinglist/newsletterback.html

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