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ニュースレター[024] News Letter[024]
 

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リエゾンニュースレター No.024                        2004年11月号
 
                                   神戸大学 経済経営研究所
                                 附属政策研究リエゾンセンター
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■11月以降のセミナー■
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随時更新されますので、ご興味のある方は、ウェブページの方へご確認下さい。
セミナーの詳細もこちらからご覧頂けます。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/index-j.html

また、当研究所のセミナーは詳細ページの「対象」に該当する方ならどなたでもご参加いただけます。企業等一般の方のご参加も歓迎いたします。会場準備の都合上、参加ご希望の方は事前に下記アドレスからお申し込み下さい。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/seminar-join.html

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▼RIEBセミナー
12月9日(木)  15:30〜  石橋 郁雄(青山学院大学)
「Repeated Duopolistic Competition with Endogenous Timing」
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■RIEB国際カンファレンスのご案内■
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「新しい次元の国際貿易 -アウト・ソーシング・企業合併・技術移転と文化-」

2004年12月11日・12日にRIEB国際カンファレンスを開催致します。
国際カンファレンスの主要テーマは副題のとおり、近年の国際通商に顕著な、企業生産活動における関連部品の国外調達、さらに進んで技術移転や国際間の企業合併に焦点を当てています。
その上、このような国際通商の展開の基礎にある、国固有の文化その他社会経済制度が貿易活動や国際紛争にどのように影響を与えているのだろうかという問題などを検討するものです。
いずれも、現在の国際貿易と通商制度などに関係ある問題に関心のある研究者、大学院生や政策担当者の方々には大変興味あるものになるだろうと期待しております。
討論される論題と論文名は、プログラムに載せております。報告者および討論者はいずれも国際的に第1級の研究者からなり、今回は研究所の将来につながるよう若手で有望な研究者にも参加してもらっています。
プログラムは下記URLよりご覧下さい。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/trade-ic04/index.html

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■経済学国際共同研究センター開設記念シンポジウムのご案内■
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神戸大学経済学研究科と経済経営研究所は2003年より共同でCOEプロジェクト「新しい日本型経済パラダイムの研究教育拠点−グローバル化と人口減少下の持続可能経済−」を推進しています。
既にこの1年間に内外の多くの優れた研究者を神戸に招聘し、国際的な共同研究を進めていますが、こうしたCOEプロジェクトをいっそう推進するために、神戸大学経済学研究科と経済経営研究所は、このたび国際的な共同研究拠点として「経済学国際共同研究センター」(Center of International Joint Research for Economic Analysis and Policy:略称COREAP)を開設することと致しました。
まさに内外の多くの研究者の研究成果を「刈り取り(REAP)」「共有化する(CO)」ための国際研究拠点を目標としています。
今回、研究センター開設を記念して以下の日程で記念シンポジウムを開催することと致しました。多くの方々の来聴を歓迎いたします。なお、参加は無料です。

日時 2004年12月17日(金)午後3時から5時半
場所 神戸大学神大会館六甲ホール
   http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/index.htm
記念講演
1.「国際共同研究の未来(仮)」
  永谷敬三氏(流通科学大学学長、British Columbia大学名誉教授、元神戸大学教
授)

2.「COEプロジェクト「新しい日本型経済パラダイムの研究教育拠点」について」
  山口三十四氏(COE拠点リーダー、神戸大学教授)
 
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■ディスカッションペーパー■
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こちらに掲載されているものは最近、出されたディスカッションペーパーです。
過去のディスカッションペーパーにつきましてもホームページ上から自由にダウンロードすることができます。
和文一覧: http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index-j.html
英文一覧: http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index.html
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▼オペレーション・システムの標準化要因の考察 −標準化とマーケティング
要因の関連性分析−
伊藤 宗彦 著  2004年10月
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▼民主主義・制度・経済成長 −パネルデータによる多国間実証分析−
福味 敦 著  2004年10月
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▼「技術マップ」の構築による産学連携型研究開発の戦略的展開〜フラットパネル・
ディスプレイを題材とした実証分析〜
森田 弘一 著  2004年11月
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▼Modularization for Product Competitiveness
-Analysis of Modularization in the Digital Camera Industry-
Munehiko Itoh 著  2004年10月
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■リエゾン活動の報告■
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▼IEEE-EMS 2004年度研究発表大会
10月18日から22日、シンガポール、パシフィックホテルにおいてIEEE-EMS
の研究発表大会が開催されました。
IEEEは世界最大の学会であり、そのなかの技術経営部門であるEMS(Engineering Management Society)では毎年、研究発表大会を開催しています。今回も、この研究会には世界中から研究者が集まり、240にも及ぶセッションがありました。本センター伊藤宗彦助教授も“モジュール化がもたらす製品戦略への影響”について報告を行いました。

▼2005年度 組織学会年次大会
10月30・31日、名古屋の日本福士大学で2005年度組織学会年次大会が開催され、本センター伊藤宗彦助教授が「デジタルカメラ産業におけるモジュール化とプラットフォーム化によるコモディティ化」についての研究発表を行いました。

▼去る11月5日に、国際競争と日本の雇用・賃金を中心的なテーマとして、
厚生労働省から藤井宏一政策統括官付労働政策担当参事官室労働経済調査官をお招きし、兼松セミナーを開催しました。
 当日は、藤井調査官から、最新の労働経済白書の概要について説明があった他、日本企業による生産の海外移転や輸入の増加が日本の雇用に与える影響についての試算が示されました。併せて、輸入競争が日本における賃金の不平等に与える影響に関する実証分析結果を、山本尚史秋田国際教養大学講師が発表しました。経済経営研究所、政策研究リエゾン・センター、経済学部、経営学部の研究者が参加し、活発な意見交換が行われました。
 日本の雇用情勢は、依然深刻な状況が長く続いています。また、一部の企業が工場立地の国内回帰の動きを見せていますが、内外のコスト差を背景に、海外移転に伴う国内生産の縮小は今後も本格的な反転が期待しにくい状況にあります。こうしたこともふまえると、今回の官学リエゾンの試みは、国際経済学、労働経済学の研究のみならず、日本の労働政策、産業政策、貿易政策の企画立案にとっても有益な契機となったものと考えられます。
 なお、山本氏論文(全文)については、以下のURLよりダウンロード頂けます。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/2004/seminar-details/200411051430.html
また、藤井調査官の発表については、以下URLより概要をご覧頂けます。http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/2004/seminar-details/200411051600.html
ご参照下さい。

▼11月13から14日、香港中文大学で開催された東アジア経済学会において、当研究所の利博友教授が、"The Implications of Free Trade Agreements between East Asia and Latin America" というタイトルで報告を行いました。学会プログラムは、以下のホームページに掲載されています。
http://www.icsead.or.jp/eaea/data/Eaea9Program1110.doc

▼ニュースレター9月号でご案内しました「フラットパネルディスプレイ戦略的技術マップ」
のダウンロードサービスを開始しましたので、下記のURLをご参照下さい。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sankangaku-pj/liaison-pj1.html

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■コラム■
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今月のコラムは経済経営研究所 助手 関口秀子による「企業に関する情報の宝庫――リエゾンセンター資料室のご案内――」です。

http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/column/pdf/column024.pdf

次回のコラムは経済経営研究所 助手 田村真由美 による「未定」です。

バックナンバーもご覧頂けます。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/column/columnbackno.html

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■出版物■
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▼「収支計算(会計学)と最大化計算(経済学)」
後藤紘行 山地秀俊 著 森山書店 発行 2004年11月1日
『会計』Vol.166 No.5 2004年11月号 pp.27-pp.38に掲載
●蟻や蜂が作る巣は、高度な連立方程式を解かなければ設計できないように出来ているといわれるが、実際彼らがそうしているとは誰も思っていない。同じように人間も、経済学がいうように個々人が高度な意思決定計算をしなくても、市場は均衡するのではないか。もしそうならば、経済学的最適化計算思考以外の思考で、会計制度の社会での意義を説明できるのでは、と考えてみました。

▼「吉原英樹のグローバル随想」
吉原英樹著 社団法人日本在外協会 発行 2004年11月1日
『月刊グローバル経営』No.277 2004年11月号 pp.32-pp.33に掲載
以下のURLから、グローバル経営の掲載号を検索することができます。
http://www.joea.or.jp/index03.htm
●『月刊グローバル経営』2004年1月号から神戸大学経済経営研究所 吉原英樹教授が「吉原英樹のグローバル随想」という連載企画でエッセイを掲載しております。第10回目は「英語で教育する大学 ―会津大学―」です。

▼「金融政策と対話力」
10月27日から11月5日まで全8回にわたり、日本経済新聞「やさしい経済学」に本センター宮尾龍蔵教授の「金融政策と対話力」が掲載されました。
1「試される手腕」  10月27日掲載
2「景気認識の共有」 10月28日掲載
3「物価目標と透明性」 10月29日掲載
4「透明性は増すか」 11月1日掲載
5「将来予想の安定」 11月2日掲載
6「マネーサプライ」 11月3日掲載
7「財政政策の影響」 11月4日掲載
8「政府との対話」 11月5日掲載
景気の基本的な回復が進むなか、金融政策運営は新たな局面を迎え、国民や市場との対話力がこれまで以上に試されます。掲載記事の詳細は、以下のURLよりご覧ください。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/publication/miyao041105.pdf

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■経済経営研究所 リエゾン活動へのリンク■
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▼セミナー
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/index-j.html

▼ディスカッションペーパー一覧
和文:http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index-j.html
英文:http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/dp/index.html

▼経済経営研究所 全教官と研究
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ResearchStaff/index-j.html

▼過去のニュースレター
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/liaison/sendinfo/mailinglist/newsletterback.html

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