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神戸大学 経済経営研究所 附属政策研究リエゾンセンター

RIEB政策研究ワークショップ
両大戦間期日本における物価変動予想の形成
日時 2008年7月12日(土) 13:30〜17:00
開催場所 神戸大学経済経営研究所大会議室(研究所新館2階)(→アクセスマップ
主催 神戸大学経済経営研究所附属政策研究リエゾンセンター
共催 神戸大学金融研究会
ワークショップ趣旨
 日本は、世界恐慌の最中の1930年1月に金本位制への復帰を行ない、急激なデフレーションに見舞われたが、1931年12月に金本位制から離脱し、いわゆる「高橋財政」のもとで他国に先駆けてデフレーションからの脱却を果たしたとされている。この時期の日本における経済変動と政策対応は、現代にも通じる政策的含意を持った歴史的経験として、経済史研究にとどまらず、マクロ経済学の分野をはじめとする研究者や経済政策関係者の間で広く関心を集めている。デフレーションの深化と収束のメカニズム、ひいては金融政策と物価変動との関係についての最近の研究では、先行きの物価変動に関する民間経済主体の予想形成のあり方が重要な論点とされている。しかしながら、両大戦間期の日本に関する実証研究のなかで、民間経済主体の予想形成に着目したものは極めて少ない。本ワークショップでは、こうした問題意識に立脚し、政策運営の枠組みの変遷や、それに関連して採用された様々な政策が、民間経済主体の予想形成にどのような影響を与えたかについて実証的に検討することとしたい。
プログラム
13:30 − 13:35  趣旨説明  神戸大学経済経営研究所 教授 鎮目雅人 氏
 
13:35 − 14:05  報告1    内閣府経済社会総合研究所 主任研究官 岡田靖 氏
          「昭和恐慌と予想インフレ率の推計」
   
14:05 − 14:35  報告2    神戸大学経済経営研究所 教授 鎮目雅人氏
         「両大戦間期日本における物価変動予想の形成:
          商品先物価格データを用いた分析」
 
14:35 − 14:50  コメント   日本大学商学部 教授 寺西重郎氏
  
14:50 − 15:10  休憩
 
15:10 − 16:50  自由討論
 
16:50 − 17:00  総括(座長) 神戸大学経済経営研究所 所長 宮尾龍蔵氏
  
17:30−  アフターセッション
* 若干の実費を当日徴収させていただく予定です。
対象
教員、院生、および同等の知識をお持ちの方。
参加申込み
メールにて、7月4日(金)までにご連絡ください。

申込先:center@rieb.kobe-u.ac.jp

*下記必要事項をご記入の上お送りください。

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氏名(ふりがな)
所属・役職
アフターセッション 参加(  )  不参加(  )
連絡先

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