新着情報 (2015.03.19)

「IISS/RIEBシンポジウム・ビデオ上映会「神戸から未来へ ~ コンピューターの発展と社会」(神戸大学社会科学系教育研究府主催、RIEBセミナー/経済経営研究所サービス・イノベーション研究部会共催)を開催しました」


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 2014年3月11日に神戸大学経済経営研究所・経営機械化展示室が「情報処理学会・分散コンピュータ博物館」に認定されたのを機に, 神戸大学経済経営研究所では2本の教材ビデオを制作しました。1本は, 経営機械化展示室に保存されている計算機器を含む戦前の計算機から, 現在のコンピュータに至るまでのコンピュータの発展史を紹介したものです。もう1本は, コンピュータがビッグデータの活用等の様々なイノベーションの現場でどのように生かされ, 社会に貢献しているのかを紹介するものです。それら2本のビデオの完成を記念して, 2015年3月19日(木)に神戸大学出光佐三記念六甲台講堂にて, IISS/RIEBシンポジウム・ビデオ上映会 「神戸から未来へ~ コンピュータの発展と社会」を開催しました。


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 シンポジウムでは, 特別許可のもと撮影された国内外の貴重な映像と最先端の専門家へのインタビューで構成されたビデオを上映するとともに, ビデオにも登場する国内の第一人者の方々(日本大学商学部・宇田理准教授, 神戸大学計算科学教育センター・小柳義夫特命教授, 神戸大学大学院システム情報学研究科長・吉本雅彦教授)による講演がありました。講演では, 機械式計算機の国産化の歴史的意義や, 計算機と社会のかかわり, およびコンピュータの進歩がこれからの社会をどのように変えていくかへの展望などが語られ, 参加者の方々も熱心に聴かれていました。


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 当日は雨にもかかわらず, 150人を超える方々にご参加いただくことができました。また,同日に一般公開した経営機械化展示室にも多数の方々に足を運んでいただきました。多数のご応募・ご参加, 誠にありがとうございました。

 プログラムについては,下記のページをご参照ください。
http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/2014/seminar-details/201503191330.html


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