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神戸大学 経済経営研究所 附属政策研究リエゾンセンター

RIEB政策研究ワークショップ「財政政策のマクロ経済効果」
日時 2006年2月1日(水) 午後1時30分から午後5時
開催場所 神戸大学経済経営研究所 会議室(研究所新館2階)
ワークショップ趣旨
 小泉内閣により小さな政府への方向性が定まり、郵政民営化・財投改革などが実行に移される段階に入る。その過程で公的部門に偏在している現在の資金フローはどう変化し、今後国債への需要、長期金利はどう影響を受けるか。シミュレーション分析により今後の動向を分析する。また経済の持続成長を高めるために、政府は限られた税収をどう戦略的に分配すればよいかも問題である。なかでも外部性を持つとされる人的資本・教育投資はどう分配すればよいか。所得や人的資本の分配と経済成長の関係を理論的に整理し、財政による望ましい資源配分のあり方を探る。
プログラム
  1:30 − 2:50 (報告40分、討論20分、質疑20分)
(1)財政改革のマクロ経済効果
報告者 中田真佐男氏 (財務省 財務総合政策研究所 主任研究官)
安達茂弘氏 (財務省 財務総合政策研究所 研究員)
論題 「わが国資金循環の変化が政府債務に及ぼす影響
 −財政投融資制度の変革を中心に−」
討論者 北坂真一氏 (同志社大学 経済学部 教授)
質疑応答
 
  2:50 - 3:10 休憩
 
  3:10 - 4:10 (報告40分、質疑20分)
(2)成長理論からみた財政政策
報告者 中村保氏 (神戸大学大学院 経済学研究科 教授)
論題 「経済成長、所得格差及び財政政策---理論面からの展望」
質疑応答
 
  4:10 - 5:00
(3)全体討議(各パネリストから10〜15分程度の報告+全体討議)

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