第19回 神戸経済経営フォーラム The 19th Kobe Forum in Business and Economics

地方創生と中小企業の経営~求められる金融機関の改革と中小企業の新たな挑戦~

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総括コメント

 経済経営研究所は、毎年1回神戸商工会議所と共催で地域の経営者の方々などを対象とした神戸経済経営フォーラムを開催しています。このフォーラムは当研究所の研究成果を地域に還元することを目的として、経済経営に関連する諸問題をテーマに1957年から継続的に行っています。今年度は当研究所の家森信善教授を講師として1月29日に開催しました。

 神戸商工会議所の西口基之氏が司会進行を受け持ち、上東貴志所長の挨拶のあと、家森教授が「地方創生と中小企業の経営~求められる金融機関の改革と中小企業の新たな挑戦~」をテーマに講演しました。当日は企業経営者、金融機関関係者、大学関係者をはじめ約60名の参加者にお集まりいただきました。

 家森教授の講演では、日本経済の現状を地域経済と中小企業の側面から説明した後、地方創成の必要性とローカルアベノミクス、金融当局と金融機関の取り組み、中小企業の意識調査及び全国地域金融機関支店長のアンケート結果をもとにこれからの中小企業の発展について解説が行われました。

 講演終了後も金融機関と中小企業の関係についての質疑応答が行われ、その後にも残られた参加者の方々と家森教授がしばらく意見交換するなど、盛況のうちにフォーラムを終えることができました。

日時

平成27年1月29日(木)14:00~15:30

場所

神戸商工会礒所 3階会議室 (神戸市中央区港島中町6-1)

【内容】
開会の挨拶  上東 貴志 氏 (神戸大学経済経営研究所 所長)
【講演者】 【タイトル】
家森 信善 氏
(神戸大学経済経営研究所 教授)
「地方創生と中小企業の経営 ~求められる金融機関の改革と中小企業の新たな挑戦~」