国際金融研究部会 Workshop on International Finance

 サブプライム危機、リーマン危機、欧州金融危機という形で連鎖的に発生したグローバル金融危機の深層には、グローバルな資金フローの飛躍的な拡大が存在している。これまでの国際金融論の範疇では、国際金融市場の統合とそれに伴う国際資本移動の高まりは、経常収支や資本収支、ネット及びグロスでの資金フローやストックでの対外資産残高という形でとらえられてきた。しかし多発している世界規模での金融危機を包括的に理解し、新たな政策対応を構想する際には、グローバルレベルでの流動性を把握し、その実体を多面的なアングルから検証、考察していく必要がある。そこで本研究では「グローバル流動性:その制御と政策的課題」というテーマを設定し、理論、実証の両面から解明する。

研究課題 グローバル流動性:その制御と政策的課題
メンバー
主査・幹事 北野 重人  教授

柴本 昌彦  准教授

藤田 誠一  経済学研究科 教授

松林 洋一  経済学研究科 教授

ヴィエシボフスカ アガタ  経済学研究科 講師

猪口 真大  立命館大学経営学部 教授

福本 幸男  大阪経済大学経済学部 教授

杉本 喜美子  甲南大学マネジメント創造学部 教授

塩谷 雅弘  金沢大学経済学経営学系 准教授

五百旗頭 真吾  同志社大学商学部 准教授

星河 武志  近畿大学経済学部 准教授

山本 周吾  山口大学経済学部 准教授

道和 孝治郎  京都学園大学経済経営学部 准教授

高久 賢也  広島市立大学国際学部 准教授
期間 平成28年 10月 1日 ~ 平成31年 3月 31日
研究計画
  1. グローバル流動性の概念を明確にする。
  2. グローバル流動性の増幅メカニズムを明らかにする。
  3. グローバル流動性とこれまでの政策対応を検証する。
  4. グローバル流動性に対する新たな政策対応を構想する。

研究実績(平成29年度)

年月日 論題 報告者
H29.9.8
神戸大学金融研究会/科研基盤研究(S)「包括的な金融・財政政策のリスクマネジメント:理論・実証・シミュレーション」/RIEBセミナー共催
第14回 Modern Monetary Economics Summer Institute (MME SI) in Kobe:「グローバル流動性のリスクマネジメント」
 

研究実績(平成28年度)

     
年月日 論題 報告者
H29.03.17
科研基盤研究(C)「先進国の金融政策正常化により新興国において発生するリスクに対するマクロ経済政策」共催
プロジェクトの各担当テーマについての進捗状況と今後の方向性に関するディスカッション 北野 重人
(神戸大学経済経営研究所)
柴本 昌彦
(神戸大学経済経営研究所)
松林 洋一
(神戸大学大学院経済学研究科)
猪口 真大
(立命館大学経営学部)
福本 幸男
(大阪経済大学経済学部)
塩谷 雅弘
(金沢大学経済学経営学系)
五百旗頭 真吾
(同志社大学商学部)
星河 武志
(近畿大学経済学部)
山本 周吾
(山口大学経済学部)
H28.10.22
神戸大学金融研究会/RIEBセミナー共催
Why Doesn't Capital Flow into Faster Growing Economies? : The Role of Utility Functions 五百旗頭 真吾
(同志社大学商学部)
日本の自動車産業における為替相場の輸出価格へのパススルー 佐々木 百合
(明治学院大学経済学部)